ローン審査流れを知ろう、在籍確認とは?

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結婚して二年目になる主婦です。旦那とは、大学生の頃に知り合って、二人が別々に就職した後も良好な関係が続いていました。いまだに夫婦共働きの状態ですが、社内恋愛ではない分、いくらか気は楽です。それはともかく、そろそろ子供が欲しいね、なんて話を時おりしています。

子供を育てるって本当に大変ですよね。人生で一番高い買い物は子供だという人もいます。
実際その通りではないかと思いますね。私たち夫婦も含め、子供ができる前の段階で、教育ローンや住宅ローンなどを考えている人たちは多いでしょう。

私たち夫婦はこれまで、カードローンというものさえ持ったことがありません。今ではかなりの家庭や個人に普及しているそうですが、早急な必要性を感じなかったので、社会人になってからも申請しませんでした。ところがこのたび、二人で話し合った結果、カードローンくらいは、いざという時のために申請しておいてもいいね、という結論が出たのです。

カードローンを申請するのはいいのですが、その手順について分からないことだらけです。とにかく必死になって調べました。最近はインターネットというものが普及しているので、なにか調べ物をしようと思い立った際も非常に便利ですが、自分の分からないことは何でも人任せにする主人が役に立ってくれないので、私がカードローンを申請することに。

色々な金融機関のサイトを調べていた時、「在籍確認」という言葉の意味が分からず戸惑いました。もちろん、主人に聞いても答えが返ってくるわけありません。在籍確認とはなんですか? どなたかお詳しい方、教えてください。

カードローンの申請書類に記した勤め先へ、確認の連絡が行きます

在籍確認とは、カードローンの申請を行ったお客様に対して、そのご家族(特に世帯主)の勤務先へ、確認の電話を入れる作業を指します。どうしてそんなことをするのか、もちろんそれは、勤務状況を確認して、安定した収入があるのだという情報を裏付けるためです。お金を借りる際に最も重要なことは、借りたそのお金をきっちり返せるかどうかですから、顧客の年収はしっかりチェックされます。
(⇒審査の時は金融機関から連絡がくるの?

ただし、世帯主の勤め先に電話を入れられると都合が悪いという人もいるでしょう。そういう方のために、在籍確認というものは、個人情報が第三者に漏れることがないよう、時細心の注意を払って行われますので、ご安心ください。実際にカードローンを申請したり、消費者金融の利用経験がある人ですら、受け取った電話が在籍確認のものであるとは気が付かない場合もあるそうですよ。
(⇒ローン審査で在籍確認がない業者はある?

信用度を確認するため在籍確認などローン審査流れ

ここ近年、消費者金融の利用者が多くなってきました。貸金業法の改正で利息の上限が定められ、貸付金額も借り入れ希望者の年収の3分の1までの額と定められたため、借金地獄に陥るほどの利息を付けたり、返済に困るほどの額を借り入れることができなくなりました。そのため以前ではサラ金や闇金といわれ敬遠されていた消費者金融が健全で安全な貸金業に変わってきたのです。

テレビコマーシャルでも有名人を起用して明るく宣伝していて、街中には看板やATMが多く見られ今や小さい子どもでも大手の消費者金融の名前を知っているくらいです。また銀行もキャッシング事業を始めるようになりカードを利用して借り入れができる銀行カードローンを行っています。

お金に困った時に身近に借りることができる人がいればいいのですが、借りる理由が言いづらかったり、お金の貸し借りで信用を無くし縁が切れる可能性もあるため家族や友人などには気軽にお金を借りることは難しいこともあります。そんなとき消費者金融や銀行カードローンなら気兼ねをすることがなくお金を借りることができるのです。

しかし消費者金融も銀行カードローンも誰にでもすぐに貸してもらえる訳ではありません。お金を貸せば返済してもらわないと金融会社も成り立っていきません。だからお金を貸したらきちんと返済をしてもらえる人かどうかの確認が必要なのです。

しかし家族や友人ならその人がどのような人かは接していればわかるのですが、消費者金融や銀行は借り入れを申込んできた人と面識があるわけではないのでどのようにして確認をするのでしょうか。

それは審査を行うことで確認をします。審査には二段階あります。ローン審査流れとしては、まずはじめの申し込み時に住所、氏名、年齢、連絡先をはじめ、職業や年収、賃貸か持家かの住居の状態や他の金融機関での借り入れ状況などを聞かれ自己申告する必要があります。お金を貸すので20歳以上などの年齢制限があるのはもちろんのこと安定した収入がない人にお金を貸すわけににはいかないので職業や年収なども申告が必要なのです。

これが仮審査で店頭や電話以外でもインターネットからも申し込めるのでインターネットを利用すると24時間いつでも可能です。申し込み時の審査に関しては大手の金融会社ならコンピュータで自動的に審査をするところが多いので数秒から数分という短時間で審査を行うこともできます。そして条件に合わなければ仮審査で落ちるということもあるのです。

さて次にいよいよ本審査に入るのですが、本審査では借り審査の際に申告した内容が事実かどうかを審査するのですが、その時に免許証や保険証など本人確認のための書類や収入を証明する書類を提出する必要があります。

源泉徴収票か直近数カ月分の給料明細などです。職業に就いているとしても「2か月前に就職したばかり」という状態では安定した収入があるとは言えないのでせめて3カ月以上は同じところで勤務している必要があります。そのことを証明するための書類提出なのですが、それに加えて在籍確認をするところもあります。

在籍確認とは本人が申告した勤務先に本当に在籍しているかどうかを確認することです。申告した勤務際に電話をかけて本人を呼び出してもらう形で電話をかけるのです。もちろん消費者金融名などの会社名は名乗らずに個人名で呼び出してもらいます。

本人が電話に出れば確実に在籍していることが分かり、その時に不在でも電話に出た人が「今席を外しております」というようにその会社に存在していることが確認できればそれでいいのです。在籍確認に関しては本人の希望で名乗ってもらう個人名や電話の時間を指定することができます。

また他の金融会社で借り入れをしている場合、その情報に関しては金融会社同士で知ることができるので事実確認ができます。複数社の金融会社から借り入れをしていたり、過去の借り入れで延滞があった場合には審査に通過しない可能性もあります。

また今まで全くクレジットカードを作ったこともなくもちろん借り入れもしたことがない人に関しても金融会社同士の情報が全くなくその人のことを確認する方法がないということで審査に落ちることもあるようです。

さらに申し込み時に、どこでもいいから借り入れができるようにと同時に複数社で申し込んだ場合にも審査に通らない可能性もあるのです。それはよほどお金に困っていてお金を貸しても返済に困るのではないかと思われる可能性かあるからです。

それらの審査の詳しい内容は各金融会社によって違うのですが、本審査では仮審査での申告が事実で信用できるかどうかを確認するためのものなので必ずあることなのです。だから仮審査では虚偽の申告をしないことがたいせつです。

そしてその審査は消費者金融でも銀行カードローンでも同じなのです。最近は大手の銀行のカードローンの審査を行う機関が大手の消費者金融であるというところもあるのです。銀行カードローンの保証機関を消費者金融にして、貸金業として長く審査を続けてきた消費者金融に審査を任せているところもあるのです。

銀行カードローンと消費者金融では違うところもあります。まず銀行は貸金業ではないので消費者金融のように総量規制の対象になりません。消費者金融は総量規制の対象になるで、年収の3分の1までの額が借り入れ限度額になるため専業主婦のように無職の人は収入がゼロなので借り入れることができませんが、銀行の限度額は年種に関係がなくその銀行で定められている額になります。

だから収入のない人や借り入れをもう少し多めにしたいという人は銀行のカードローンに申し込んでみるとよいでしょう。ただし銀行でもきちんと返済をしてもらえるという人にだけ貸すことができるので、収入がない人に関しては配偶者や両親などできちんと収入がある人の同意が必要になってきます。だから銀行カードローンの場合は審査の中にそのような審査も入ってくることがあります。

これらの審査に落ちてお金が借り入れができなくなってしまった時、落ちた理由は知ることができません。しかしどのような審査があるのかを知っておくことで審査に通る可能性が出てくることもあるのです。

たとえば複数の金融会社で借りていたお金を少しでも完済しておくとか、自分でも審査に通過で着そうな条件のところをあらかじめ調べて知っておくことでもずいぶん変わるのです。専業主婦で消費者金融に申し込めば仮審査で落ちてしまうときでも専業主婦でも配偶者の同意があれば借り入れ可能な銀行カードローンはどこかを調べておくことで審査に通過する可能性も出てくるのです。

パートやアルバイトでアンリ多くの収入がない人でも借り入れが可能なところもあるので事前にそれらのことを調べて自分でも借り入れができるところを知っておくとよいでしょう。

仮審査から本審査まで通過すると借り入れが可能になるのですが、それでもはじめの限度額は低く設定されるので希望の金額を眞り入れることができるとは限りません。まず初めは少額からはじめ、数か月きちんと返済できることを確認してから借入枠を徐々に上げていくことになります。限度額の増額を希望するときには借りた分は毎月きちんと返済をして信用を得ることが大切です。

お金の貸し借りは信用問題が大きく関わってきます。借りたら返すことは当たり前なので、借り入れを希望する人は確実に返済していく自信がないなら借りない方が良いのです。

しかしリストラされて次の仕事が決まって給料が入るまでの間の家族の生活に困っているというときや、どうしても今行きたい旅行や買いたいものがあり予算が不足するとき、また子供の入学金の支払い期日迄にお金が工面できない時など本ようにお金に困ることもあるかもしれません。そんなときには消費者金融や銀行のカードローンは強い味方になってもらえることでしょう。

【参考ページはこちら】
どうしてローン審査は本人確認が必要なの?

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