車のローンがある人間は消費者金融のローン審査は通らない?

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はじめまして。31歳、一応妻子ある身の会社員、吾郎と言います。

実は、現在マイカーローンを銀行から借りて、支払いながら生活しています。某大手自動車メーカーのハイブリッド車を、購入して、家族皆でドライブに行くのが、週末の楽しみです。

それとは別に、夫婦二人でやっている趣味があります。それは社交ダンスです。二人で同じ教室に通っていて、大会などにも出ています。そう、この大会がちょっとネックなんです。毎回、大会に出ても大した結果は出せない私達夫婦ですが、最近は腕を上げた、と先生に太鼓判を押してもらっています。もしかしたら、次の大会では、入賞の可能性があるかもしれません。

来月、大会があるので、母に子供を見てもらって、最近は平日の夜にも会社の帰りにレッスンを入れて貰って、特訓をしているぐらいです。今までとは、ちょっと気合が違うってところでしょうか?

しかし、そうなると、欲が出てきます。実は大会にはいつも同じ衣装で出ているのですが、妻がそれでは嫌だと。負けている時の服で出るのは、また負けそう、だと。

と、言う訳で衣装の新調を妻が願っております。しかし、最初に言った通り、マイカーローンを組んでいる為、その支払いが毎月ある為、捻出出来るお金があまりありません。

そこで、かなり裏技的なやり方ですが、カードローンを利用しようと考えています。ちょっとだけ、まとまったお金を借りて、衣装を新調しよう、と。

ですが、これは果たして審査に通るものなんでしょうか?当然、消費者金融はマイカーローンの事を知っていますよね?多分。審査に受かるのかどうか?その辺、教えてください。

マイカーローンがあっても審査に受かる確率はあります

吾郎さん、ご質問ありがとうございます。何だか、とても楽しそうなご家族を築いていらしていて、ちょっと羨ましい限りです。

ご質問の件ですが、マイカーローンは銀行が取り扱っている商品で、消費者金融とは業種が違う為、消費者金融は吾郎さんのマイカーローンの事を知らない可能性があります。とは言え、融資を受けている事は、申込みの時に申請しなくてはならないので、どちらにしろ消費者金融にその事は分かってしまいますが。

ですが、お話を伺う限りは、遅延も無い様ですし、審査は十分に受かると思います。衣装の金額がそう高額と言う事も無いでしょうし、借りる金額もそう高くないですよね?で、あるならば、低額の融資をかなり緩い審査でしてくれる大手消費者金融はたくさんありますので、融資の申込みをする価値は十分にあると思いますよ。(こちらもご参考に→ローン審査が甘い金融会社を教えて!

とにかく、一度申込みをしてみて、お金をゲットして、今度の大会には新調した衣装で入賞目指してくださいね。

車のローン審査が通らない原因となる、3つのローン利用方法

自動車の購入時、必ず問題となるのが購入費用の調達です。高額なお買い物になりますから、0から貯蓄して購入費用と同じ額だけ貯めるには、あまりに多くの時間がかかります。この為、購入資金の全てを貯蓄で調達するのは現実的と言いにくいものがあるものです。

そこで、自動車を購入しやすくする便利な融資サービスとして活用できるのが、マイカーローンです。マイカーローンとは、ローン会社が個人向けに提供している金融商品の1つです。購入資金の大半を分割して支払う事ができます。マイカーローンを数年間かけて毎月少しずつ返済する事で、購入資金として必要なまとまったお金は、最初に支払う頭金だけになります。

マイカーローンは様々なローン会社が取り扱っています。例えば、カーディーラーと提携している信販会社やクレジット会社は、これまで多くの方が利用してきたローン会社です。また、近年は一般的に広く名の知られているメガバンクの他、地域毎に数多くある地方銀行や信用金庫といった馴染みのある存在だけでなく、大手金融企業のグループ会社もこの融資サービスへ積極的に参入しています。

マイカーローンはローン会社間の競争が激しい分野の1つであり、ローン会社はより多くの顧客により良いサービスを提供する事で収益を拡大しようと考えています。その為、ローン会社は幅広い顧客層を想定して、各社が独自のカーローンプランを提供しているのです。消費者にとって、カーローンは選択の幅が広い商品と言えるでしょう。

ただし、ローン会社にとって無差別に顧客を増やすことはリスクを増やす事でもあります。マイカーローンの利用申し込みをする顧客全てに融資をしていては、必ず毎月のローン返済を滞らせてしまう顧客が出てくるものだからです。そこで、ローン会社はマイカーローンに申し込む顧客を厳しく調査して、毎月のローン返済を滞らせる顧客とは契約を締結しないように気を付けています。

ローン会社がマイカーローンに申し込む顧客を調査する過程は「ローン審査」と呼ばれています。マイカーローンを利用したい方は必ず審査を受ける事になります。それに通らなければマイカーローンは利用できません。

マイカーローンを利用したい方は、事前にローン審査対策をしておく事ができます。ローン会社のローン審査に通らない原因を予め把握して、ローン会社に信用してもらえる経済環境へ改善していけば、ローン会社は優良な顧客として融資をしてくれます。

ローン審査を受ける際、通らない原因としてありがちなのはローンの利用方法が荒い事です。ローン会社からみてリスクが高いと感じられるローンの使い方として、代表的なものが3つあります。

1つ目は、無計画なローン利用です。マイカーローンの利用申請をする際に、ローン会社から見て無計画と判断できる使い方をしようとしていると、ローン会社は顧客を信用できなくなります。

無計画な使い方としてよくあるのが、購入費用の全額をローンで賄おうとする事です。自動車の価格に関係なく、全額をローンで賄えば、毎月のローンの返済額は大きくなってしまいます。また、頭金を用意できないという事は、ほんの少しのまとまったお金を貯蓄する余裕がないほど、経済状態が悪いと判断されます。

マイカーローンの利用申し込みの際は、頭金を用意する必要があるものです。もし、300万円を借入限度額とするマイカーローンを利用する時は、最低でも60万円は頭金として用意して残りの240万円をローンで賄うといった計画にするべきです。

余裕のないマイカーローンの利用は、ローン会社にとって焦げ付きの大きなリスクとして考えられます。顧客にとっては余裕のある計画だとしても、ローン会社にとってはそうは見えないものです。

ローン会社を選ぶ権利は顧客にありますが、利用申し込みをした顧客と契約を締結するかどうかは、ローン会社が決める事です。マイカーローンを利用したい方は、ローン会社との信頼関係や互恵関係を築くことができる余裕ある利用計画を立てましょう。例えば、頭金を多めに用意する等により債務総額を減らして、毎月のローン返済額も減少させる事ができます。

2つ目は、既に数多くのローン契約を締結している場合です。ローン契約件数が多すぎる顧客は、ローン会社にとって印象の良い顧客とはなりません。

ローン会社は、顧客から毎月のローンを安定して返済し続けてもらい、完済まで滞りなく支払ってもらう事で初めて利益が得られます。返済が滞れば利益を得られないだけでなく、融資した資金の回収も難しくなるものです。ローン契約件数が多い顧客には、既にそれだけ多くの債務がある事になりますから、毎月のローン返済は難しくなっているのです。

また、債務総額が少ないとしても、ローン会社にとっては不安が残る顧客です。それまで多数のローン契約を結んできたという事は、マイカーローンの利用契約を締結した後も、別の会社とローン契約を結んでいく意思があるものと推測できます。

ローン1件毎の債務は少なくても、それが積み重なれば大きな債務総額となり、毎月のローン返済も膨大のな額になります。マイカーローンは数年間かけて返済を行ってもらう融資サービスですから、顧客がその間に締結していく別のローン契約により顧客の経済状態が悪化していくリスクが考えられるのです。

ローン会社は営利目的でマイカーローンを提供していますから、他のローン会社とのローン契約で経済状態が悪い顧客や、これからそうなっていくと予想される顧客とは契約を締結しません。

3つ目は、既に債務総額の高いローンを締結している場合です。たとえローン契約がたった1件であっても、債務総額が大きければそれだけ月々のローン返済額は高く、返済期間も長くなります。

ローン会社にとって、債務総額の大きな顧客に貸し出すのは躊躇われるものです。融資をした場合、それが新しい債務となるので、毎月のローン返済額は顧客の経済状態をより悪化させます。その状態を数年間維持するのは難しいと考えられますから、ローン会社にとって債務総額の大きな顧客とはマイカーローンの締結ができないのです。

自動車を入手すると、ガソリン代や修理代の他にも高額な検査費用がかかります。ローン返済額だけでなく維持費も計算に入れていくと、債務総額の大きな顧客にとっては大きな重みになるとわかります。ローン会社から見て、債務総額の大きな顧客への融資は、焦げ付きのリスクの高いものです。

ローン会社は営利目的でマイカーローンという融資サービスを提供しています。健全な経済環境があり、数年間の返済期間を余裕を持って経済維持できる顧客だからこそ信頼関係と互恵関係とを築くことができます。他のローンで経済状態が悪く、貯蓄が難しいからマイカーローンを利用させてほしいという顧客とは、リスクが多すぎて契約ができません。

逆に言えば、ローン会社にとって信用できる経済環境を持っていれば、高級車等を購入するのにもマイカーローンを利用しやすくなります。勤続年数が長い正社員であり、クレジットカード利用後の引き落としがスムーズで携帯電話の利用料金の滞納も無い等、適切な収入と支払いとを長期間維持してきた実績を持つ方は、ローン会社にとって良い顧客となるものです。

3つのローン利用方法に該当しないのであれば、マイカーローンを利用申し込みした時にローン審査が通り易くなるでしょう。ローン会社は優良な顧客を歓迎してくれるものです。自分のローン利用計画が甘いと感じた場合は、頭金をしっかりと用意してから計画的な利用方法に改めてから申し込みをすると良いでしょう。

また、既に契約済みのローンがある場合は新しいローン契約を安易に結ばないようにしたり、契約済のローンを完済したりして、ローン会社から見たリスクを減らしていく事が大事です。経済状態が良くなれば、ローン会社の印象は良くなります。印象が良くなれば、それだけ便利な融資サービスを利用しやすくなるのです。

【参考ページはこちら】
ローン審査に通れない人が車を買う方法

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