大学卒業予定者で内定があればローン審査には通りますか?

次の春に大学卒業予定の者です。名前はF(仮名)と言いまして、すでに内定もあるので随分と落ち着いて大学に通う事ができています。一時期就活が凄く忙しくてアルバイトも辞めてしまっていたのですが、そろそろ再開しようかな…そう思っていた時に問題が発生しました。

私の数少ない大学の友達が、一緒に卒業旅行に行かないか?と誘ってくれたのです。あまり人付き合いが得意では無かった私にとって仲良くしてくれた貴重な存在でして、是非とも行きたいと返事をしました。だけど返事をしてしまってからふと「そう言えばアルバイトをしていないから旅行代が足りないかも…」と気付きました。最低限の生活費は仕送りで何とかしていたので、この段階になるまで考えなかったなんて迂闊でした…。

今からアルバイトをしても、バイト代が入る頃にはすでに旅行から帰っていると思います。だからすぐにお金を用意する方法としてカードローンなどの融資審査を受けようかと考えているのですが、大学卒業予定で内定がある場合、これだけでも審査に通してもらえないでしょうか?就職後は返済の余裕もありますし、そもそもそうでなくてもアルバイトは始めるつもりです。よろしく教えて下さい。

内定だけでは融資を受ける事は不可能ですね

無事に大学を卒業できるという事で、ひとまずおめでとうございます。中には就職が決まらないからと留年したり、それを苦に自殺してしまう若者も居るくらいなのです。そうならなかっただけ本当に良かったので、どうかこれからも後ろ向きにはならないようにして下さいね。

そして卒業旅行についても良い事だと思います。就職してからしばらくはそういう事ができないほど忙しく、職種によっては年中忙しくて連休も取りにくい…というケースがあります。ゆえに自由があるうちに遊んでおく事は必要で、その為のお金としてはカードローンは適切です。しかし、現状すぐに借りるという事は簡単とは言いにくいでしょう。
(⇒ローン審査に通りやすい職業を教えて!

何故なのかと言いますと、Fさんは今現在はアルバイトをしていなくて、内定のみがあるのですよね?実はこの内定というのは場合によっては取り消しなどをされてしまう事もしばしばあり、融資をする金融業者側にとっては信頼に値する立場とは言いにくいのです。言ってしまえば、アルバイトをしていない学生というのは無職として判定されてしまいます。厳しいかもしれませんが、お金に関わる事なのでこのシビアさというのは致し方ない事と言えます。

なのでもしもお金を借りたいなら、まずはバイトを決めてからの申し込みが必須でしょう。バイトをしていて日が浅いとダメというところもありますが、今現在仕事をしているだけでも十分な金融業者も存在しています。そういったところを選ぶ事で、現状を打破することもできるかもしれませんので参考にして下さい。

一応補足ですが、仕送りも収入としては認められていませんので、重々お気を付け下さいね。

【参考ページはこちら】
学生ローンに通れない人はブラック?

新社会人になる人をターゲットにした大学卒業予定者ローン審査

入社内定解禁日は10月1日。これを受けて、銀行が新社会人をターゲットにしたローン商品をセールスしています。在学中に卒業旅行などの計画にも利用できると、評判は上々です。

大学卒業予定者ローン審査は、貸金業者では難しいものです。無担保保証人不要のキャッシングの場合、年収の3分の1を超える貸し付けを行ってはならないという総量規制の法律が、貸金業者には課せられています。アルバイトなどで収入を得ている大学生は在学中にクレジットカードを作ったり、消費者金融で貸し付けを受けることは可能です。アルバイトなどを年収として計算し、3分の1を限度に貸し付けを行います。

となればキャッシングの枠は、社会人に比べて小さくなってしまうのは当たり前。ましてや4年生にもなれば、アルバイトも全くしていない、もしくは就職活動のためにアルバイトを止めてしまった人も多いでしょう。収入がなければ、学生は全くお金を借りることはできません。

内定を受けた大学生といえど、今現時点で収入があるわけではありません。すべてが「見込み」ですから、総量規制における「収入」は「ない」ということになるのです。貸金業者は内定していることを信用の材料にすることはできても、法律上、貸し付けを行うことはできないということになります。

銀行の貸付には、総量規制の法律は関わってきません。銀行は金融業ですが、貸金業者ではないのです。法律上は、無職の人に貸し付けを行ったとしても、なんら問題はありません。貸金業者では単独では申し込み不可の専業主婦でも、銀行のローン申し込みはできるのは、そのためです。

ただし各銀行が返済のリスクをそれぞれに審査しますので、無職の人に貸し付けを行うかどうかは別の話です。何かしら「返済できる」という担保がなければ、契約には至らないでしょう。

そういった意味では、内定は信用を担保するものとして扱うことができます。実際に就職して給与を受け取るようになれば、きちんと返済されるであろうということが信用できるということになります。また収入の額がどの程度であるのかということも、銀行にとっては法律上問題ありません。各銀行の審査によって、与信を決定します。

大学卒業予定者ローン審査の申し込みに必要な書類は、通常銀行ローンを申し込む際に必要な身分を証明する書類や銀行預金通帳、印鑑などのほかに、学生証や内定通知書の写しなどが必要となります。内定されている企業がどのような規模であるのかということはこの時点で問われませんが、銀行の営業区内であることが原則として申し込み条件の一つとなります。

また用途についても不問としながらも、「健全」であることが求められます。卒業旅行費用や入社準備品の購入、自動車免許の取得費用などは、健全な用途になります。

卒業旅行などは親がかりということが多々見られましたが、ローンが利用できるならば「親に甘えることなく自分の力で借りて返済する」ということが可能になります。そのためこのローン商品の利用者は、年々増加傾向にあるとのことです。

消費者金融の利用可能な学生であっても、金利は15%前後で貸し付けられます。学生として優遇されているものの、やはり金利負担は小さなものではありません。クレジットカードも同様です。その点銀行の大学卒業予定者ローンは8.8%程度であり、同時にクレジットカードの申し込みや就職後の給与振込口座に指定するということを行えば、さらに優遇されます。7.7%程度で返済を行っている利用者がほとんどの様子です。

元来利用できない銀行ローンを内定者が申し込むことができ、将来性のある顧客を銀行は囲い込むことができるという、双方にとって有益な商品となっています。ローンを一切組まずに生活することは現代では難しく、また個人の信用はクレジットヒストリーありきで判断されることも多々あります。

クレジットカードを作っていなければ、利用できないサービスも増えてきました。しかし銀行もクレジットカード会社も大変多数あり、どれにしたらいいのかは迷うところです。新社会人ともなれば選択肢は増え、さらに戸惑うでしょう。そんなときに、ローンも組めてクレジットカードも作れ、メインバンクも同時に決定できる大学卒業予定者ローンのサービスは、ありがたいものです。利用によって、銀行で自分の信用情報を積み上げることができます。

各銀行によってそれぞれではありますが、保証会社が自行の子会社である、プロパー融資に近い状態で契約できるケースもあります。社会人になってしまってからではなかなか難しい好条件での借り入れも、この時期なら比較的容易に可能になるということも魅力の一つです。

借金を持っていることで内定が取り消しになるのではないかといった心配の声を時折耳にしますが、借金の有無を入社審査において利用することは金融業者であってもできません。法に触れる行為となります。自ら言わない限り内定を出した企業が知ることはありませんし、ローンを持っていることが悪いと判断する企業も、近頃では見られません。

また大学卒業予定者ローンの融資実行が行われた後に内定が取り消されたとしても、即一括返済を行わなければならないということにはなりません。返済開始から月々きちんと返済してゆくことが重要となります。このように利用価値がある大学卒業予定者ローンですが、苦言を呈している声にも耳を傾けるべきです。

学生の時期は親がかりの人が多く、実際に自分で生活を成り立たせているわけではありません。また社会人となってどの程度出費があるのかといったことも、はっきりとは分かっていません。すべてが未知です。奨学金の返済が開始する人もいるでしょう。思わぬアクシデントが起こらないとも限りません。

たしかに内定取り消しがあったとしても、それは債務事故ではありません。即一括返済といったことにはなりません。しかし自分自身の返済計画が、大きく狂ってしまう可能性があります。さまざまな理由において、自分で考えていたよりもずっと余裕がなく、返済が苦しいといった事態にもなりかねないのです。

学生の時にアルバイトをして、自活部分が大きかった人であっても、社会人として生活するのとは全く違います。多くの新社会人が、「学生の時の方が生活費に余裕があった」という感想を持っています。さらに月々の支払いを増やしてしまう大学卒業予定者ローンの利用については、リスクを慎重に検討すべきでしょう。

検討はメリットデメリットを、きちんと知るところから始まります。目先の金利のみならず、末永くお付き合いができる銀行を選ぶのがお勧めです。将来的に独立する意思があるような人は特に、後々どこの銀行に信用を重ねているのかということが、重要なポイントになるものです。

銀行によって大学卒業予定者ローン商品を持っているところもあれば、持っていないところもあります。また申し込み要件や商品内容も違います。特に違いがあるのが、融資対象大学と利用金額の上限、保証会社です。

対象大学となっていなければ、学生であっても申し込みはできません。また大学卒業前にすでに就職している人も、対象外となります。たとえば放送大学も申し込み可能ですが、すでに就職しながらにして在学している人も多いでしょう。

防衛大学なども、身分が特別職国家公務員となり、給与も支給されています。このようなケースでは、学生であってもこの商品は利用できないということになるのです。ただし問題なく利用できるローン商品がほかにあります。

商品の利用限度額については、各行によって違い、おおよそのところ30万円もしくは50万円程度の違いとなっています。

保証会社は自行の子会社が保証会社となるケースと、貸金業者が保証会社となっているケースがあります。審査としては自行の子会社のほうが厳しく、貸金業者の方がゆるやかである傾向にあります。自分にとってどの銀行の商品を申し込む方が有益なのか、将来的なことも踏まえた上で判断しましょう。