様々なローンにおけるローン審査の基準のポイント

ローンにはいくつかの種類があります。住宅ローン、自動車ローン、カードローン、ビジネス系ローンなど、目的や内容によって金額も変わってきます。(こちらもご参考に→車のローン審査を受けたい方におすすめ記事)それぞれのローンにおいて基本的な審査基準というのは同じですが、重要視されるところが少しずつ違います。それぞれの審査基準についてご紹介致します。 まずは基本的な審査基準である属性についてです。属性とは、収入、職業、雇用形態、資産、他社からの借り入れなどの項目からなる総合評価のことで必要書類として記入して提出します。これらを元に返済能力がどれくらいあるかの審査が行われます。 ・収入 収入は返済能力を見る上で一番にチェックされます。高ければ高いほど借り入れ限度額が大きくなる可能性が高いことは間違いありません。 ・職業 収入を得ている根拠になるので最も重要視されます。なぜなら金融機関での借り入れにおいて一番大切なことはちゃんと滞りなく返済が行われるかということです。安定的な職業の信用が高くなります。公務員、士業、大手上場企業などの順に優先順位が決まります。 ・雇用形態 正社員であることと非正規社員であることでは会社での保証が変わってきますよね。給与はもちろん、退職金の有無も含めて返済能力として見られます。 ・資産 預金や不動産を指しますが、返済が困難になった場合の代わりになる差し押さえできるものです。しかし、担保だけを指すのではなく居住についても持ち家か賃貸かで月々の支出が変わってくるので調査されます。 ・他社からの借り入れの有無 これはもちろん、どこの金融会社から何を目的とした借り入れを行っているかというものです。月々の支出に関わってきますし、内容によっては信用に関わってきます。もし、遅延や滞納があれば借り入れができないこともあります。 これらが属性の内容で審査基準となります。住宅ローンにおいては総合的に評価が高くなければ借り入れは厳しくなり、安定的な職業であるほど借り入れやすくなります。自動車は住宅ローンほど厳しくはありませんが収入によって借り入れ限度額が変わります。 カードローンについては安定した収入があるかどうかだけが見られ、その他についてはあまり見られません。ただし、収入によって借り入れ限度額が変わります。また、消費者金融については総量規制によって年収の3分の1までしか借り入れができません。 ビジネス系のローンについては、事業計画や収支計画によって事業の安定性と売り上げの見通しが重要視されます。 【参考ページはこちら】 医療ローンの審査って厳しいの?
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