結婚しているとローン審査で不利ってマジなのですか?

結婚して間もなく一年が経過しようとしています。結婚するまでは実家暮らしでして、さすがに新婚当初から親が居るのも…という事でマンションにて新婚生活を開始し、それで今少し検討している事があるのです。どうか教えていただけると幸いです。

実はマンションに住み始めてまだ一年なのですが、もう家を購入しようかな…と考えています。というのも、実は妻の妊娠が発覚してから二ヶ月が経過しており、子供も一緒に暮らすとなると今の部屋は正直ちょっと狭いんですよね…

それに子供も産まれると色々とうるさくなってしまい、隣の住人にも迷惑をかけてしまう事が明白となってしまいます。それだと窮屈ですし、それに貯金もそこそこあるので、頭金を用意しての住宅ローンで購入しようかと考えています。

けども、ローン審査では結婚していると不利になる…という噂を聞きました。これって本当なのでしょうか?住宅ローンだとそもそも既婚者ばかりが申し込んでいるようなイメージがあるのですが…違うのでしょうか?結婚していると本当にローン審査が不利なのかを教えて下さい。

ローンの種類によって有利不利があるとされています

あー、確かに結婚直後から両親と同居っていうのは気を遣いますよね…嫁姑の関係は昔から色々と物議を醸していますが、仲が良くても気を遣うというのが当然みたいな感じですからね。マンションにて新婚生活を始めたというのは、賢い選択だと思いますよ。だけども、一戸建ての方がさらに気を遣わず、ちょっとアレな言い方ですが二人の愛の巣としては優秀ですからね。

しかし、住宅ローンの審査に通過できない限り、新居が手に入らないというのは間違い無いですからね。結婚をしているだけで審査が不利になるというのなら、確かに現状では問題と言えるでしょう。しかし、質問者さんが最初に言っていたように、住宅ローンを組むのは往々にして家族持ちがほとんどとなっています。となると、結婚していて不利になるというのはおかしいですよね。

ゆえに住宅ローンに限って言えば、結婚している事が不利になるとは言いがたいです。むしろ、結婚しているという事で未婚よりも家族の為に一生懸命働くと考えられて、安定的に収入を得られると考えられ、それが結果的に良い方向に働くとされています。未婚者で家を買うと言っても、今後に結婚して別の場所に住んだり、或いは普通に引っ越したり…独り身の方が身軽な分、家のローンをきっちり払うとは考えられないのです。

しかし、ローンの種類によっては結婚している方が不利になる事もあり得ます。カードローンみたいに自分の満足のために使う事が多い融資の場合、むしろ結婚している方が返済に割けるお金が少ない…つまりは自分で扱えるお金が少ないと考えられてしまい、不利になる事もあるとされます。妻の方も働いていて世帯年収が高いなら別かもしれませんが…。

とにかく、結婚しているとローン審査に不利になるかどうかは種類によって違い、今回利用しようとしている住宅ローンでは不利では無くむしろ有利、と思っても良いと思いますよ。

「結婚をするとローン審査が緩くなる」って本当なの?

ローン審査では審査を申し込んだ人の様々な情報が総合的にチェックされ、その結果として融資できるかどうかということが答えとして出されます。消費者の中ではこのローンの審査においては様々なことが言われるようになっており「こんな人は絶対に借り入れできる」というようなことや、「こんな人は絶対に借りられない」というようなことも言われています。

しかし実際のところ、ローン審査において「絶対」というものはありません。ある特定の金融機関に関してそういったことを言うのであれば、確かにその金融機関の審査基準を把握していれば「絶対」という言葉を使うことができます。

ですが、審査の基準と言うものはそれぞれの金融機関によって大きく変わってきます。ある金融機関では融資を断られたのに、その翌日に審査を受けた場所ではすんなりと審査を通過することができたというようなことも珍しくはないのです。

そうした審査の情報についてよく言われるようになっているのが「結婚をするとローン審査が緩くなる」ということです。

これは全国的にもよく言われることとなっており、中には何度も名字を変えることによってローンを組み直しているというような人もいます。もちろんそういった行為は不法行為であるため、発覚すれば処罰をされることとなるのですが、そういったことをする人はごく稀でしょう。

さて、それではこのことについては本当なのでしょうか、それとも嘘なのでしょうか。まず結論から言うと、これは「場合によっては本当であり、場合によっては嘘になる」ということになります。一見するとわけのわからない言葉であるようにも聞こえることですが、これが事実なのです。

ではどういった場合に本当になるのかと言うと、これは「属性」という情報に限ったこととなります。属性とはそれぞれの審査を申し込んだ消費者本人の情報であり、例えば年収や職業、勤務先や年齢と言ったようなものが該当します。

これはその債務者が社会的にどれくらいの安定性があり、またどれくらいの金額であれば返済をしていくのかということを判断する際に非常に重要な情報となってきます。年収と言うところであれば多ければ多いほど良いということになりますし、職業であれば勤続年数が長いほど、また地位が高いほど情報は優れたものとなります。

さて、ではどうしてこの属性と言う情報において結婚が有利な情報となってくれるのかと言うと、これは属性の中でも「家族構成」と呼ばれる情報に関わってきます。

例えば「独身の男性」と「配偶者がいる男性」、この二人が配偶者の有無以外を全く同じ情報で審査を受けたというような場合、ほぼ全ての金融機関では「配偶者がいる男性」をより優れた債務者として判断します。

それはなぜかというと、配偶者がいるということは社会生活上、安定した生活をしていることが想像できるからです。現代社会で生活している人は、単身者でいるよりも配偶者がいる方が自由にできるお金が少なくなります。もちろんこれは「単身者は不安定である」と言っているわけではありません。

ただ傾向的に、配偶者がいる人の方が「将来に備えた貯蓄」などを豊富に有していることが多いのです。そうした貯蓄のある人なのであれば、一定額以上の融資をして「返済不能になった」と言うような場合であったとしても、その貯蓄を切り崩せば支払ってもらえる可能性があります。

また配偶者がいるということが属性的に有利に働くのは、貯蓄だけが理由ではありません。配偶者がいるということは、つまり夫と妻、両方に父母がいることとなります。その審査を申し込んだ人の年齢にもよりますが、一般的にそうした父母と言う存在は、万が一があった際に「血縁関係にある」という理由から助け船を出してくれやすいのです。

そのため、配偶者がいる人は万が一の際に助け船を出してくれる存在が単純に増えるとして考えることができるのです。また、親戚や兄弟と言う存在がいるのであれば、債務者とその配偶者を助けてくれる存在はさらに増えてくることとなります。こうした事情があるため、配偶者がいるということは審査において有利に働きやすいのです。

では次にどういった場合に嘘になるのかと言うと、これは特に「結婚をしたらそれまでの信用情報はクリアになる」というような言われ方をする場合です。信用情報とは消費者それぞれが金融機関から借入・返済をするたびに記録されていく、いわば「それまでの金融機関の利用履歴」のようなものです。

この信用情報には大小様々な情報が掲載されるようになっており、いつ、どこから、どれくらいのお金を借りたのかということは全て記録されています。

またそうした情報の中には「返済が遅れた」というようなことや「債務整理をした」というようなことに至るまでが記録されており、もしそうした信用を損ねる情報が記録されていたのであれば、審査はかなり厳しいものとなるのです。

つまり「信用情報がクリアになる」ということは、結婚前にあったマイナス方面に働く情報が全て消えて、問題のない債務者として審査を受けられるようになるということです。

しかし実際のところ、いくらその人の名字が変わったり、家族構成が変わったからと言って信用情報がクリアになることはまずあり得ません。確かに「名字が変わった」ということを見ると、それまでの情報とは違う名前になっているわけですから、情報を追いかけることはできなくなっているようにも見えます。

ですが、金融機関と契約する際に取り交わす契約書には「姓名が変更された場合は速やかに申告する」というような文言が必ず書き加えられるようになっているのです。もしそうした文言があるにも関わらず姓名の変更を申告しなかったのであれば、それは重大な契約違反となってしまうでしょう。ですから、債務がある状況で名字が変わったのであれば、それは申告していないとおかしいのです。

ではこれとは別のパターンとして、「債務完済後に結婚をした」というような場合はどうでしょうか。確かにこのパターンの場合は、すでに契約を完了しているのですから申告する義務はありません。もちろん、消費者金融などが利用できる状況のままになっているのであればそれは申告する必要がありますが、完全に契約を解除しているというのであれば、契約に縛られるというようなことはないでしょう。

しかし、先にも述べたとおり信用情報には膨大な数の情報が記録されています。氏名や住所、電話番号、生年月日、利用した金融機関の情報など、全ての情報が消えるということはまずもってあり得ません。そうした膨大な情報がある以上、ローン審査がされた場合にはまず間違いなく、個人が特定されるとして考えるべきなのです。

そして個人が特定されたのであれば、信用情報は必ず過去まで遡って確認されることとなります。ですから「名字が変わった後は信用情報がクリアになる」ということは全くのでたらめなのです。

ローン審査が緩くなると言われるような場合、それは殆どの場合「偶然の結果」にもっともらしい理由をつけているだけです。先にも述べたとおり「配偶者がいる」ということは審査においてプラスにはたらく情報なのですから、そのプラスの情報がついたことによってぎりぎり融資をしてもらえたというようなケースは全国的にあります。

ですがそれは「マイナスよりもプラスが上回った」というだけであり、決して「マイナスの情報に気づかれなかった」というようなことではありません。「名字が変わったら大丈夫だから」と言って安直にローンなどを利用してしまうと、ひいてはそれが原因で配偶者に迷惑をかけることもありえます。

ローンの契約は、法人と個人がたがいに信用をしあって初めて成立するものです。お金を借りる際にはそこに生じる責任と、返済と言う義務をしっかりと理解するように心がけましょう。

【参考ページはこちら】
フリーローンの審査待ちでも他社で借りれる?