人生最大のピンチ!銀行ローン審査に通らない時はどうすれば?

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こんにちは。人生最大のピンチを絶賛迎えている、35歳、克彦です。一般の会社に勤める妻子あるお父さんです。

人生最大のピンチと言うのは、子供が起こした事故の事です。5歳になる息子が、幼稚園の友達と遊んでいる時に、ふざけて突き飛ばしてしまい、道路でその友達は車に轢かれてしまいました。かなりの重体になってしまい、一時は命も危ないとお医者さんに言われてしまいました。

幸い、その子の生命力は強かった為に、意識も回復。今は入院して、回復しています。相手のご両親には、何度も頭を下げましたが、なかなか許してくれません。そして、最近こう言われてしまいました。「誠意を見せてくれますよね?」と。

そう、その子の入院費などの全額を要求されてしまったのです。キャッシュで、相当の金額を要求されました。相手のご両親は保険で入院費は賄える筈ですが、私達家族に謝罪の意味でその金額を要求しているんだと思います。

少しだけ、お金の支払いは待ってもらう事で、話がつきました。でも、来月には何とかお金を用意しなくてはなりません。そこで、取引のある銀行からお金を借りる事にしました。幸い、ある程度は貯金があったので、足りない分の補填用で、そこまで高額ではありません。が、審査の返事は融資不可でした。

私達家族は、どうすれば良いのでしょうか?解決策を何とか考えてください。お願い致します。

大手の消費者金融にカードローンを申込んでみましょう

克彦さん、お子さんの事故、お気の毒様でした。まだ、年齢が低いお子さんですから、仕方が無い事かもしれませんが、相手の親御さんの気持ちも確かに分かりますよね。お金を少しでも要求しようと言うのも、一時の感情的な事もあるんでしょう。

さて、克彦さんのこの試練、何とかお力になりたいので、いくつかの解決策を提示してみますね。

一つは、大手の消費者金融にカードローンを申込んでみる、と言う事です。銀行のローンはどうしても、消費者金融に較べると、審査が厳しくなってしまいます。克彦さんの年収などの関係で、審査が通らなかったのかもしれませんね。ですが、消費者金融であれば、克彦さんの年収でもお金を貸してくれる可能性は十分にあります。
(⇒ローン審査が緩い金融会社をお探しの方におすすめ

もう一つは、ネット銀行系のカードローンを利用してみる事です。楽天銀行などが、それですが、同じ銀行系とは違って、独自の審査を行っていると言う情報が入ってきていますので、現在の克彦さんでも、金利の安いこちらのカードローンが利用出来る可能性は、普通の銀行系のカードローンに申込むよりも高いかもしれません。

以上の二点の解決策を試してみてください。何とかお金が借りる事を祈っております。ダメな時は、またこちらに相談してみてくださいね。

銀行ローン審査に通らない時に行ってはいけない行動とは?

様々な金融業者が取り扱っている商品の中で、特に人気を集めているのがキャッシングとも名付けられている個人向けの無担保カードローンです。返済不能となった場合に備えて少額融資が中心で金利は高く設定されていますが、短い期間で結果が判明するスピード審査が行われています。また、審査の通過率も高めであり、柔軟な対応を期待できるという事も魅力となっています。

この様な内容のサービスは、消費者金融が専門的に取り扱っていました。しかし、現在では他の金融機関も用意するようになっており、多様なカードローンが提供されています。特に、銀行のカードローンは、貸金業者の商品とは異なる特徴を持っているという事で注目されています。

消費者金融とクレジットカード会社は、貸金業者という形態に分類されています。このために、貸金業法という金融法に従って業務を行わなければなりません。この法律は、業者側の業務の適正な運営を確保するとともに、国民経済の適切な運営に資する事も目的とされており、1983年に施行されています。

その後、様々な問題が表面化するごとに、貸金業法はその都度改正されています。最も新しい改正は2006年に行われたもので、消費者側を保護するために2種類の大幅な変更が実施されています。まず一つ目は、グレーゾーン金利の廃止です。

グレーゾーン金利とは、出資法の上限金利での貸し付けの事で、貸金業者の個人向けカードローンに設定されていた29.2パーセントという金利の事です。これは、金銭を目的とする消費賃貸上の利息の契約に関する法律である利息制限法の範囲を大きく超えていました。

ちなみに、利息制限法は、元本により上限金利が変動する仕組みとなっており、10万円未満では年20パーセント、10万円以上100万円未満の場合は18パーセント、100万円を超える場合は15パーセントです。つまりいずれの場合であっても29.2パーセントという金利は、大きく超えている事になります。

この様に、利息制限法に違反しているにも関わらず罰則規定がない事によって行われていた事から、白とも黒ともいえないという意味でグレーゾーンと名付けられていました。この矛盾を解消するために、出資法の上限金利を29.2パーセントから20.0パーセントに引き下げられました。

次に、利息制限法の上限を超えた金利で支払った利息については過払い金として取り扱われるようになっています。これは、本来であれば支払う必要がなかった金額という意味で、業者に対して返還請求を行う事も認められています。このために、現在の貸金業者のカードローンは、法改正以前と比較すると10パーセント以上も低い金利となっています。

もう一つの変更は、総量規制というルールが加えられた事です。借り入れの総額は、年収の3分の1以内に制限するという規則であり、複数の業者からの多額の借り入れを行う多重債務者を減らす事を目的としています。この規則は、2010年に改正貸金業法が完全施行と共に、導入されています。

この規則により最も大きな影響を受けたのが、自身では収入が0円の専業主婦です。年収がないという事で、貸金業者のカードローンは利用する事が出来ません。また、総量規制における借り入れの総額とは1社だけを対象としたものではなく、全ての借り入れを合計したものです。このために、他の業者からの借り入れが既に年収の3分の1を超えている様な場合は、新規の借り入れは出来ません。

銀行は、貸金業者とは異なった取り扱いをされている金融機関で、貸金業法ではなく銀行法により規制されています。このために、借り入れが年収により制限されるという規則の対象からは外されています。つまり、銀行カードローンは専業主婦や総量規制オーバーの人も利用できる可能性があるという事になります。

銀行カードローンは、貸金業者の商品と非常によく似た内容であり、基本的には20歳以上の安定した収入を得ている人の生活をサポートする事を目的としています。信用情報機関への照会が審査の中心部分となっている事も共通しており、スピード審査が行われている事も同様です。

ただし、銀行という信頼度の高い金融機関が提供しているという事もあり、商品内容は非常に魅力的です。前述した通り、総量規制の影響を受けないために、さらに幅広い層に向けられています。金利も貸金業者のカードローンよりも数パーセント低い数字が設定されています。

金利が数パーセント低いという事は、同じ借り入れがある場合には有利に作用します。同じ期間利用した場合であれば、加算される利息が少なくなるので、返済しなければならない金額も当然減る事になります。余裕をもった返済プランを立てる事が可能となるので、非常におすすめの内容を備えている商品です。

このように、いろいろな魅力を持っている銀行カードローンは、貸金業者と比較すると慎重な審査が行われています。金利が低いという事は、安定した返済能力を有している事が必要となるからです。また、時間がかかるというではなく難易度も高くなっているので、申込み時の状況によっては銀行ローン審査に通らない時も十分起こりえます。

銀行カードローンの審査で重視される項目は、それまでの返済履歴と申し込み時点での他社借入残高です。つまり、過去と現在の両方が問われるという事になります。実績に基づいた信用と共に、ルールを守れるだけの能力を保有している事が通過するための条件となります。

銀行カードローンのルールは、借り入れ残高に応じた金額を毎月遅れることなく返すという事です。これは、貸金業者の商品であっても同様であり、何回も遅れたり、そのまま放置した場合は記録が残ってしまいます。また、返済できなくなった場合に行う手続きである債務整理も同様です。

遅れや債務整理の記録は、多くの金融業者に共有されており、ブラックリストに載っている状態と認識されます。これは、ペナルティーが課せられている状況にあるという事で、カードローンを利用できるだけの信用を持たないという事になります。このために、このような状況にある場合に審査に申し込んだとしても、通過する可能性はほとんどありません。

また、他の業者からの借り入れも非常に重要なポイントです。金額が大きくなるほど返済能力は不足した状態と見なされます。これは、返済しなくてはならない金額を抱えていると認識されてしまうからであり、少ないほど有利な状態となります。

銀行カードローンは銀行ごとに内容は違っていますが、運転免許証や健康保険証等の身分証明書1点での申し込みが可能な商品が大部分です。源泉徴収票等の収入証明書類は、借り入れ希望額が少ない場合は必要がありません。

また、事業目的での利用は認められていないために、事業についての調査も行われてはいません。つまり、年収や勤務先は、審査にそれほどの影響を与えないという事になります。自身では全く収入を得ていない専業主婦であっても、初めての申し込みであれば通過する可能性は非常に高くなります。
(⇒専業主婦でも車のローン審査は受けられる?

クレジットヒストリーが非常に重視されるという事であり、信用を悪化させるような行動は、通過率を低くする作用が働きます。例えば、短期間の内に何度も申し込みを行うという行為も慎んだ方が無難です。経済的に余裕がない状態にあるという評価につながるからです。

申し込みを行ったという情報も業者は入手する事が出来ます。ただし、半年が経過すると記録は削除されます。この事から銀行ローン審査に通らない時には、最低でも半年が過ぎるまでは待機しなくてはなりません。出来るだけフレッシュな状態での申し込みが、通過率を高くするからです。

また、他社借り入れ残高を増やすという事もマイナス効果となります。申し込み時点では少しでも減らしておくという工夫が有効であり、通る確率を高めます。

【参考ページはこちら】
銀行カードローンの審査に通らない理由って?

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