貧乏な自分がローン審査に落ちる理由って何ですか?貧乏のせい?

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はじめまして。雅幸です。24歳のフリーターです。質問させてください。

実家暮らしで、パラサイトしています。やりたい事もなくて、大学は一応出ましたけど、就職はしませんでした。半分ニートと言うか、引きこもりと言うか。バイトは、時々、バイト雑誌のその日限りの奴に応募して、適当に働いてます。これでもフリーターって事で良いのかな?

後は、ほとんど家にいます。パソコンは3年前に親に買ってもらった奴があって、これが世間と繋がってる唯一のツールです。買い物したり、ネットでまとめサイト見たり。無料のゲームをずっとやっていたり。そう、このゲームが一番やってる時が楽しいです。海外のユーザーもいるので、英語でやり取りしたりして。あ、実は英語はそこそこ喋る事が出来るんです。昔、親の転勤でアメリカに住んでいたので。

しかし、何と言うか、貧乏ですよね、俺。まあ、働いてないから当たり前なんですけど……。先月もバイトに行ったのは3回で、月収が2万5千円でした。まあ、そんなに困りません。食事は家で親が作ったものを食べてるし、買い物はネットで済ませているので、無駄には使わないし。

ただ、ちょっとだけ、来月の支払いヤバイかもしれません。今月、ちょっと昔好きだったアニメのDVDボックスが出たんです。懐かしさのあまり、思わずポチりました。ちょっと高かったけど、何とかなると思ったら、親から突然いい加減、お金を入れろ、と言いだし始めました。今までは許してやったが、月に3万ぐらいは入れろ、と。それがダメなら家から出ていけ、と。

あれ?これはちょっとヤバイんでしょうか?そう言われなければ、支払いに困る事も無かったのですが。さて、来月は支払いどうしよう?と、思って、ネットでカードローンの申込みをちょっとしてみました。そうしたら、審査には見事に落ちました。年収を300万って書いたのがヤバかったですかね?それとも、貧乏がバレたんですかね?良かったら、この辺教えてください。

カードローンの一番してはいけない事は虚偽の申告です

雅幸さん、ご質問ありがとうございます。貧乏……と、言うか、ほとんど働いていない人、ですね。雅幸さんは。ご自分で半分ニートと言ってる自覚があるだけ、マシと言ったところでしょうか?

親御さんが良く、今までその状態を許していたものだなあ、と言うのが正直な感想です。これからは、もうちょっとちゃんとバイトをするしか無いかもしれませんね。

ご質問のカードローンの審査に落ちた理由ですが、恐らく、虚偽の申告がカードローン側に分かってしまったのだと思います。一番、実はこれがやってはいけない事なんです。雅幸さんは、これで当分、カードローンでお金を借りる事は出来なくなったと思った方が良いですよ。

カードローンの消費者金融の各社は、情報をある程度共有している為、雅幸さんが色々と問題のある方だと言う事が、情報として残ってしまっていると思います。

来月の支払いに関しては、親御さんに生活費の支払いを少し待ってもらって、バイトなどでちゃんとお金を稼いで、生活をちゃんとしてみてくださいね。
(⇒ローン審査に通りやすい職業ランキング

ローン審査に落ちる時に確認したい「三つのチェックポイント」

住宅にしろ自動車にしろ、ある程度まとまった金額の買い物をしたいというような場合には「ローン」を利用することが考えられます。銀行などから一時的にお金を借り入れ、期日までに完済するように分割して返済していくローンは、上手く活用できれば自身の収入をはるかに超える金額の買い物ができるようになります。

とはいえ、ローンがどれだけ多くの人に利用されるものになっていたとしても、それが「借金」であることには変わりがありません。

そして銀行などが融資をするというような場合には、本当に貸し付けても返済をしてくれる見込みがあるかどうかをチェックするために「ローン審査」が行われるようになっています。

このローン審査は問題ない範囲の融資なのであれば多くの人が通過できるのですが、中には何度審査を申し込んでも落ちてしまう人もいます。

さて、それではそうしたローン審査に落ちる人がチェックするべき「チェックポイント」とはどういったものになるのでしょうか。

まず最大のチェックポイントとして考えたいのが「収入状況は問題ないかどうか」というところです。
先にも述べたことですが、こういった審査で最も重視されるのは「返済能力の有無」であり、返済能力はその人の収入によって作られるものです。

例えば年収が300万円の人が、5年間で稼ぐことができる金額は単純計算で1500万円です。ではそういった人が5年間で返済するという条件のもと、2000万円を借りようとしたのであれば、銀行はどういった判断を下すでしょうか。

もちろん銀行によって判断は異なってくるのですが、この条件の場合は明らかに借入金額が大き過ぎ、返済することが不可能であると判断されることでしょう。そのため、審査ではほぼ間違いなく却下されることとなります。

ではこの収入状況についてはどのようにすれば解決できるのかというと、その解決方法には大きく分けて二つあります。

まず一つ目が「収入を増やす」ということです。会社員であれば昇進したり、自営業者であれば事業規模を拡大するなどして収入を増やせば、それだけ返済能力は増すことになりますから、高額の融資であっても通過しやすくなるでしょう。

ただ収入を増やすと言ってもすぐに出来ることではありませんから、この方法を選ぶのであれば、その段階ではローンの借入をあきらめる必要があります。

二つ目の解決策となるのが「借り入れ条件を見直す」ということです。年収300万円の人が5年間で稼ぐことができるのは1500万円ですが、10年間であれば3000万円になります。

3000万円の収入があるのであれば、2000万円を借り入れたとしても返済できる見込みはあるでしょう。実際には利息が発生するわけですから返済額も増えるのですが、返済期限を延ばすなどで借り入れ条件を見直せば、融資をしてもらえる可能性は格段に上がることとなります。

さて、次のチェックポイントとして考えたいのが「債務状況はどうなのか」というポイントです。銀行では消費者に対して融資をすることとなっていますが、既に債務を持っている人に対して融資をするということは非常にリスキーなことです。

例えば年収が300万円の人に対して100万円の融資をするというのであれば、確かにこれはある程度問題のないことのように見えます。しかし、もしその人が既に150万円の借金を持っていたというような場合はどうでしょうか。審査を申し込まれた銀行が融資するのは100万円でも、既に他の場所から150万円を借りている以上、債務者が返済しなくてはならないのは250万円になります。

年収300万円の人が250万円の債務を返済していかなくてはならないのであれば、その人がけがや病気などで働けなくなってしまった場合、すぐに返済不可能に陥ってしまうことでしょう。そのため、既に別の場所で債務があるというような場合には、融資を断られる可能性が出てくるのです。

それではこの「債務状況」についてはどのようにすれば解決できるのかというと、最も確実な解決策となるのが「債務を減らす」ということです。

既に持っている債務が膨大であるために融資を断られるのであれば、その債務を完済してからなら審査を通過できる可能性が出てきます。

その時点で持っている債務によってはすぐに返済できないということもありますが、ある程度の規模の債務を完済した履歴があるのであれば、「この人になら貸し付けても完済してもらえる可能性が高い」という判断材料になりますから、債務を完済するだけでもかなり審査を通過しやすくなるのです。

この債務を減らすという方法以外の解決策となるのが「収入を増やす」ということです。これは先にも述べたことですが、収入が多いということはそれだけで返済能力の証明になります。

極端な話をすれば、総額250万円の債務であっても年収が2500万円なら完済は容易いでしょう。もちろん誰でも収入を増やすということが出来るというわけではないのですが、収入が増えたのであれば既に債務があっても融資をしてもらえる可能性が出てきます。

そして最後に三つ目のチェックポイントとして確認したいのが「これまでの借入状況」です。銀行などが消費者に対して融資をするという場合には、まず間違いなく「信用情報」がチェックされることとなっています。

信用情報とは信用情報機関に蓄積された、それぞれの消費者の債務情報のことです。この信用情報には様々な情報が記載されており、それぞれの消費者の氏名や住所、電話番号と言ったような基本的な個人情報に加え、それまでどういった場所からお金を借りて、どのように返済してきたのかということが全て記載されています。

二つ目のチェックポイントでも述べた「保有している債務情報」についても、この信用情報によってチェックされるようになっているのです。

さて、ではどうしてこの借り入れ状況をチェックしなくてはならないのかというと、特に問題になるのが「債務整理をしたことがある」という場合です。債務整理とはその消費者が持っていた債務を減らしたり、免除したりといったような方法によって生活再建を図るものです。

これは法的な手続きであるため、債務整理を行ったところで何らかの権利が侵害されるというようなことはありません。

しかし、債務整理によって減免された債権を持っていた債権者からすれば、それは契約の破棄や一方的な変更にほかなりません。

個人間のお金の貸し借りであっても、突然「返せなくなったから返さない」と言いだすような相手や「今月までに返す予定だったけど、三カ月待ってほしい」と言いだすような相手にはお金を貸してくれる人はいなくなってしまいます。これと全く同じことが、銀行と消費者の間でも起こるのです。

一般的にこうした債務整理の情報は信用情報の中に「5年間」記録されるようになっていますから、債務整理をしてから最低でも5年間はローン審査を通過することはできないと考えるのが無難です。

また債務整理の情報以外にも、信用情報上には返済の滞納や延滞なども記録されるようになっています。消費者の中には「遅れたけど返済したから問題ないだろう」と考える人もいるのですが、たとえそれが数日の遅れであったとしても、債権者からすればやはり「契約違反の行為」になってしまいます。

現実的には数日程度であれば返済の滞納としてはみなされないケースが多いのですが、もしそうした滞納情報が記録されてしまっているのであれば、やはり新しくお金を借りるというようなことは著しく難しくなってしまうでしょう。

銀行からお金を借りるということは、消費者にとっては人生を左右する買い物の第一歩になることもあります。しかし残念ながら、全ての人が無条件にお金を借りられるというようなことはありません。

とはいえ銀行からすれば「大口の貸し付けは利息による利益獲得のチャンス」でもあります。そうした状況があるため「誰にもローン融資をしたくない」という銀行はまずありません。

であるにも関わらずローン審査に落ちてしまったというような場合なのであれば、何らかの原因があるはずです。落ちたからと言って無暗に申し込みを重ねるのではなく、まずは落ちついてチェックポイントを一つずつチェックしていきましょう。

【参考ページはこちら】
ローン審査に通らない理由は調べられる?

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